2007年07月27日

7月26日(木) 羊屋×伊藤クラス レポート

文・五十嵐宣勝(ボランティアスタッフ)





今回の夜コースで他の2クラスよりも1時間遅く始まる伊藤クラス。

集まりはじめた伊藤クラスの参加者たち。初日とは少し違う雰囲気。

緊張感を保ちつつも、全体の空気が穏やかなのは、

これまでの3日間の成果からかもしれません。



まずはウォーミングアップから。

ウォーミングアップの最中、初日と動きが何か違うなと思っていたのですが、

初日は受講生の中でばらつきがあった体幹の動きが、

みなさん強化されていると感じました。



その後「ビューポイント」へ。

テクストに沿って「彼」「彼女」の役を割り当ててから開始。

ビニールテープで区切られた表現空間の中で動きながら

自らが欲するときにセリフを発していきます。

受講者たちが作る関係性の形成/乖離は

そこにいないであろう見ている者の空間をも侵食していくようです。



終了後ロビーのモニターでディスカッション。

羊屋さんからビューポイント中での興味深い構図を分析。

自然に起こっていた役割の配分

セリフとポーズがリンクしている/していない

それぞれの位置関係が全体として関係性を表現

ひとつの場面についてより深いディスカッションが、

受講生の側からもなされていっています。



ホールに戻り、なおもディスカッションは続けられます。

主な話となったのは「表現空間への入り方」。

表現空間へはいるには、入りたいという「何か」が準備できたときに初めて起こされる行動ですが、

その時「”ゼロ地点”というフラットな状態で」という伊藤さん。

しかし

「やるぞ!という気持ち」

「寝るときの夢の中にはいるときに近い状態」

「呼吸が整ってから/条件付けられるときはその気持ちの勢いで」

という状態で一歩目を踏み出している受講生。

悩む伊藤さん。

さらに表現空間の中に「その空気が生成されたとき=ゼロ地点に同時に入ってもらいたい」という伊藤さん

そのために拍をとるなど試行してみるもなかなか相関性を見出すまでに至らず、

さらに苦悩する伊藤さん。

しかしその苦悩の表情の裏側から、

演出家イトウワカナの、そして伊藤若菜という個人の新たな萌芽が見え隠れするのは

決して偶然ではないと思います。



この密度の濃い講座も残すところあと1日です。



posted by sapporo at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年/羊屋ゼミ・レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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