2007年07月24日

交流会の様子・・・・・・無防備な背中がいっぱい

234.JPG


文・脇野定則(ボランティアスタッフ)

 7/22夕刻、演劇大学の開校式(本当は昨日から開校されているのだけれど)を兼ねた交流会が開始された。
 6つのテーブルを取り巻くように椅子が並べられ、正面には「我が家では憧れの対象」の大画面液晶テレビと、マイクスタンドが3本。
 三々五々、集まっていらっしゃる参加者の方々。ざわざわとした空気が徐々に拡大していく。そして、最後にすがの公氏が到着して交流会が始まった。
「学長」羊屋白玉氏をはじめとする「偉い」方々の挨拶から始まった交流会だが、「ゼミ長」清水友陽氏から、実は交流会が三部構成であることが伝えられる。
 酒が開けられた直後「第一部 講師の方々にご自分のお仕事を語っていただこう」が始まる。
羊屋白玉氏、岡田利規氏、青井陽治氏の順で講話が進められていく。

P1010458.JPG
P1010463.JPG


皆の手は止まったまま・・・おいおい、こんな状況になるなら、ビールを開けちゃいかんだろう、生ぬるくなるやろ。そんなことを呟きたくなる光景である。
 講話は合計で1時間近く続く・・・ビールはぬるくなる。
 上司の乾杯の挨拶ではないので、誰も「早く終われ」なんて思いもせずに、講師を凝視。
 みーんな、背中が無防備。
 でも、生徒たちの意識や興味が各自でばらばらなのもよく分かる。興味が強い部分がくると、皆、身を乗り出したり、背中に力が入ったりするんだけれど、その部分が各自ばらばらなのだ。しかも、みんな背中が無防備なので、その変化がよく分かる。
 この傾向は、「第三部 各クラスでは、こんなことをやるよ」になるとますます強くなる。
 「第二部 歓談の時間」が功を奏したこともあり、全体の空気から硬さが取れ、その分集中力は上がってしまったようだった。
 「羊屋白玉氏、橋口幸絵氏、伊藤若菜氏」「岡田利規氏、清水友陽氏、渡辺豪氏」「青井陽治氏、槙文彦氏、すがの公氏」の組み合わせで、今大学で展開されていくゼミの概要が説明されていくのだが、各ゼミの見据えた先が違うのである。
 乱暴に各々のテーマをまとめてしまえば、羊屋ゼミは「今の見つめなおし」、岡田ゼミはベケットをテキストにして「言葉への見つめなおし」、青井ゼミは「戯曲の奔流の見つめなおし」といった所だろうか。しかも、アプローチの仕方が教室によって好対照なのである。本当に、うまく振り分けたのものだなと脱帽である。
 正直、全部見て回りたいと思った。

P1010488.JPG
P1010496.JPG
P1010498.JPG
 

各クラスの生徒たちが、どんな成果を作り上げていくのか。その結果よりも、過程を見てみたいと思った。
 第三部が終わると、第二部に舞い戻る。
 もうこの時期なると、皆、あつい。本当にテンションが高い。各所で、いろいろな話題で盛り上がっている。しかも、酔っているのに、まともな議論をしている。でも、酔っていないと恥ずかしくて出来ないような議題のものも混ざっている(素面になって後悔しないといいけれど・・・若いっていいな)。
 結局、予定時刻を大幅にオーバーして交流会は終了した。
 すでに私の目はレポーターではなくて、観察者のそれになっている。目の前にいるのは、観察すべき対象でしかない、そんな気がしてきた。
 退屈しない1週間がやってきた、そんな気がした。

・・・それにしても、撤収作業の手際のよさ、さすがは慣れていらっしゃいますね。

P1010467.JPG
P1010476.JPG
P101047u8.JPG
posted by sapporo at 13:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年/交流会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/49066768

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。