2007年06月15日

講師プロフィール

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岡田利規 OKADA TOSHIKI
 

演出に関して思うことを、思うままに以下に書きます。演劇の本質とはなにか、ということに対する、どのような固有の見解を持っているか。その見解を、どれだけ演劇という実践においてクリアに現出させられるか。つまり、俳優の身体を掌握するためのどのようなすべを身につけているか。その掌握は、最終的に俳優の自由のためのそれとなり得ているか。また、現在の見解をどれだけ、あくまでも仮説であるとし続けられるか。暫定的な到達点としての現在の見解がどのようなものであるかということと、その到達点から自分が今どのくらいの速度で、その先に動けているか(少なくとも、動こうとできているか)ということの二つに、同じくらいの重きを常に置くことができているか。僕はこうしたことを問題にして、今回のワークショップに臨みたいと思っています。
 


◎岡田利規プロフィール

1973年横浜生まれ。97年に「チェルフィッチュ」を結成。横浜を拠点に活動。04年発表の、『三月の5日間』で第49回岸田戯曲賞を受賞。選考委員からは、演劇というシステムに対する強烈な疑義と、それを逆手に取った鮮やかな構想が高く評価された。とらえどころのない日本の現在状況を、巧みにあぶり出す手腕にも注目が集まった。07年2月、新潮社よりに同作の小説版を発表。岡田利規演出特有の身体性は、時にダンス的とも評価され05年『クーラー』という作品で「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2005次代を担う振付家の発掘」最終選考会にノミネート。05年9月、横浜文化賞・文化芸術奨励賞受賞。06年6月ドイツミュールハイム劇作家フェスティバルに日本劇作家代表として参加。同年12月新国立劇場 the LOFTにて『エンジョイ』発表。06-07年アゴラ劇場の舞台フェスティバル「サミット」のディレクター就任。07年5月ヨーロッパのアンテナフェスティバルとして評価の高いベルギー/ブリュッセルの「Kunsten Festival desArts」に参加、同時にパリ公演も果たした。
http://chelfitsch.net/


posted by sapporo at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年/講師紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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