2006年08月27日

ミニライブシアターAコース(深津篤史講師)レポート

【第一日目】

□日時
2006年8月24日(木) 14時〜19時

□場所 
北海道教育文化会館 研修室403号室

□講師 
深津篤史

□参加者
4名

□内容
14:00
今回は「2日間で5分間の作品をつくり上演する」という実践コース。
同じくミニライブシアターAコースの三浦さんのワークショップ受講者と合同で本番当日の進行などの説明を受ける。その後、別々の部屋に分かれてワークショップスタート。飛行機遅延のため深津さんの到着が遅れるとの情報が入り、その間、受講者はストレッチをしてカラダをほぐす。

14:45
深津さん、到着早々ワークショップスタート。まずはリラクゼーションから。緊張をほぐして柔軟に受けられるカラダ作りを行う。骨格のない軟体動物のような、もしくは水袋のようなイメージで寝返りをうつ・お日様の光をうけてるカラダをイメージする・水の中でゆられる。呼吸と自分のカラダの状態に耳をすませながらじっくり動く。
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ただ汗をかいてカラダをほぐした時とはまた違ったほぐれ方のような気がして、最後は受講者みんなが、力みなくしっかり、かつやわらかく立つことができた。

16:00
10分ほど休憩ののち、深津さんの短編作品「くもりぞら、ほしのあお」のテキストが配られる。。男女2人のお話。テキストの読み方のポイントを説明。そのあと、イスに座って2人ずつまずは自分の好きなように読む。それから、自分の内側で起こっていることを大事にしつつ「ニュアンス」を消して、棒読みでテキストを読む。

何度か繰り返すと、フタでふさがれた内側でふくれあがってくるものがあり、それを意識するようにとの指摘をもらう。しかし、自分の好きなように読むとまた戻ってしまうむずかしさを感じる。
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17:10
同じく深津さんの短編作品「冬の花火」のテキストを追加する。こちらも男女2人のお話だが、受講者は男性1人、女性3人。なので、女性2人という設定におきかえてつくることになった。今回の深津さんワークショップ作品は「くもりぞら、ほしのあお」と「冬の花火」に決定。キャスティングを決めるため、2つの作品を何パターンかの組み合わせでニュアンス消しで読む。キャスティング決定。

18:00
発声。遠くの空から落ちてくる天女さまを指で追いつつ声を出すなど、イメージすることで声の幅を広げていく。それから「くもりぞら・・・」と「冬の花火」を、今度は大声で喋り、全部のニュアンスをとばす。それからまた好きなように読む。芽が出てはつぶれ、芽が出てはつぶれ。でも芽は少しずつ大きくなっているような感覚。

18:40
「ペース配分があってね。追い込むのは明日でいいかな・・・」と、深津さんのやさしい顔でこわいセリフを残しつつ、今日のメニューは終了。

______________________

【第二日目】

□日時
2006年8月25日(金) 14時〜19時30分

□場所 
北海道教育文化会館 研修室403号室

□講師 
深津篤史

□参加者
4名

□内容
14:00
まずは本番の衣装チェック。「くもりぞら・・・」「冬の花火」どちらとも冬のお話なので、みんな冬服を着込む。残暑の気温のなか、かなり暑い。

14:45
リラクゼーションからスタート。1日目のメニューに少しずつアレンジを加えられたため、より、カラダに対する集中が必要とされる。「昨日よりも人に見られていることを意識して」と深津さん。その上で受講者はみんな、1日目より自由に動けていた模様。今日は水の中でゆられながら一匹のお魚とカラダで遊ぶ・お魚をカラダのいろんな箇所で遊ばせるイメージで動く。油断するとすぐにお魚を見失いそうになる。1日目と同じように発声。

16:00
カラダがほぐれたところで、「立ち」をつけてもらう。どちらもあまり動きがない作品。だけに、余計むずかしい。「じゃあ、まず好きなように読んでみて」と言われ、少々戸惑う受講者たち。まだしっかり流れができていないので、内側とことばにギャップがある。この時点であまり時間がない。内心あせる。
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「ここからどこまで成長していけるかですね。けっこうしんどいこともすると思います」と悠然とかまえている深津さん。正しいプロンプの仕方を伝授してもらいつつ、ニュアンスとばしで読む→立ち稽古・・・を繰り返す。

17:00
それぞれのチームがペアとなり、お互いにマッサージをする。「する方もされる方もお互いに受け入れてください」と深津さん。される方はとろ〜んとなり、とろ〜んとした空気がただよう。とろとろになったところで、またニュアンスとばし→立ち稽古を再開。深津さんからはあまり細かい指摘はなく、役者が自分の中で何かつかめるように、そしてつかんだことを大事に膨らませられるよう導いてくれる。役者にまかせられた部分が大きい。しかしここで、「コミュニケーションがとれていない」「恋人同士に見えない」と、両作品にとってそれぞれ致命的な指摘を受ける・・・
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18:10
いくら時間が差し迫っていても、深津さんは受講者がつまずいているところを丁寧に掘り下げる。「くもりぞら・・・」「冬の花火」それぞれのチームごとに、カラダをつかったダイレクトなコミュニケーションを取り入れてニュアンスとばし。これまで自分の中で膨らませてきたものと、直接相手のカラダに触れることで感じるものとが入り混じり、混乱しながら、探りながら、でもどこか確実に強く感じるものがあった気がする。触れることがカラダに与える影響は大きい。ということを再確認。時間を30分ほどオーバーして、最後にそれぞれ作品を頭から通す。あとは1日熟成させて、本番にのぞもうとのこと。二日間という短時間の作品づくりに「時間がたりな〜い!」という受講者の声も・・・。得たものも多いが、本番への不安も残るまま、終了。


文・斉藤麻衣子(ワークショップ受講者)
posted by sapporo at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 2006年の演劇大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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