2007年07月21日

見学募集

itiran3.JPG
いよいよ本日から演劇大学2007in札幌スタートいたします!
各クラスの見学者を引き続き募集いたしております。
ぜひ研究の模様を覗きにいらしてください。

ワークショップ見学
各クラスの研究の模様が見学できます。
日程:7月23日(月)、24日(火)の2日間
料金:1,000円(2日間通し、全クラス見学できます)
会場:生活支援型文化施設コンカリーニョ
      ターミナルプラザことにPATOS
       
※見学日の前日の19時までにご予約ください。

問い合わせ・申し込み
NPO法人コンカリーニョ 
TEL.011-615-4859 FAX.011-615-4866

E-mail:info@concarino.or.jp

各クラスの会場はこちらです↓
kaijo 2.bmp
クリックすると大きくなります。


生活支援型文化施設コンカリーニョ・ターミナルプラザことにPATOS MAP

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八軒会館MAP↓

hachikenkaikan.gif



みなさまのお越しを心よりお待ちいたしております。

 
posted by sapporo at 04:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年/告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

青井ゼミ 槙クラス・すがのクラス事前ミーティング

7月9日に講師の青井さんと槙・すがのよる事前ミーティングが行われました。その模様をお伝えいたします。



文:槙 文彦

7月9日午後2時過ぎ〜、目黒にある喫茶店にて。

参加者;青井陽治さん、横尾さん、すがのさん、槙



青井さんとの打ち合わせは午後2時過ぎから6時頃まで、話は作家論から演出論、演技論まで多岐に渡りました。

まずは青井さんの方から、僕達二人がどんな演劇環境の中で育ち、現在どんなことに関心があるかの質問。

僕は高校演劇から始まり、その演技に疑問を持ち松本修さんのワークショップを受けた事、その後劇団を立ち上げて現在俳優がリアルにセリフを発するにはどうすればよいか、に取り組んでいる話をしました。

すがのさんは、自分は自分のやり方でこれまでやってきたけど、今やっていることが果たして演出なのかよくわからないということ、演出ってなんだ?ということが現在の課題であるという話がありました。



まずは槙の関心事について。

槙が、「役者がリアルに、ダイレクトな感覚としてセリフを発するためには、台本の読み込みが時に役者の足かせになる。だから台本は読まない方が良いのではないか」と問題提起したことに対し青井さんは、

「台本が役者の足かせになるのは、台本の読み込みが足りないから」であるとのお話をいただきました。

ある有名な俳優が20代の頃、青井さんに脚本の解釈をお願いしたそうです。青井さんが丁寧に説明したところ、その俳優は「ありがとうございました。これでやっと台本を忘れられる」と話したそうです。普通なら「やっと台本が理解できました」と言うだろうというところを。

青井さんが演技を教える時、俳優にはノートを国語のノートのように縦に使い、左端にセリフを一文、そしてその右側にこの登場人物の気持ちを想像を加えて1ページまるまる書き込ませることがあるそうです。脚本から読み取れる事だけじゃなく、脚本をふまえた上で役を演じる俳優が自由に想像して書き込んでいくと、1ページくらい埋まる。そこまで役を掘り下げていくということです。

一方で、青井さんが演出される時、脚本から離れて稽古する事もあるそうです。

また、俳優が自分の言葉としてセリフを発するには、脚本の性質が大きく影響を及ぼしてくる、俳優がダイレクトな感覚として発しやすいセリフと、そうでないセリフがあるということを、外国語のテキストの翻訳という例を挙げて説明していただきました。


青井さんが一番はじめに演技を勉強し始めた頃、「俳優は脚本家に魂を捧げるものだ」と教えられたそうです。

そしてこの話の流れの中で、「気持ちで演技する」という事に触れ、「気持ちで演技する、という言葉が演劇界からなくなったら、日本の演劇は随分よくなると思う」という事を言っておられました。

さらに「スタニスラフスキーからのさまざまな演技理論は、相反するものではなく、最終的に同じ所に行き着くものである」というようなことも仰っていました。


そしてすがのさんの関心事について。

舞台の演出とは何か。
これには、アメリカでの、ニール・サイモンの作品の舞台化を例にあげ、舞台美術の重要さを教えて頂きました。

この舞台は、舞台の地面に近づく部分(すなわち下方)が大変リアルにつくられていて、舞台の上の方は極めて抽象的につくられていたそうです。そしてこの舞台の演出家は、幕が開いた時点で「これからここで起こるお話は、架空の話なんですよ」と客席に提示している、観客は舞台上で起こるやるせない話を、「ああ、架空の話なんだな」と笑い飛ばして見る事ができる、そんな演出だったと話して頂きました。

すがのさんの研究課題に関しては、すがのさんのつくった作品のDVDを見ていただき、この5日間で取り組んでいくという事です。



槙がこの演劇大学で扱うテキストについて事前に青井さんの方から、「70年代以降のアメリカの芝居か、50年代以前の日本の芝居が良いのでは?  久保田万太郎から田中澄江ぐらいまで。アメリカならMAMET以降。」という指定があったので、その意図する所を伺ったところ、

「人物のありようを作家の都合に合わせて書くのではなく、また作家の言いたい事を人物に言わせているのでもなく、生きる人物のありさまをありのままに書いている」そういう趣旨でした。

槙クラスでは、この進言を受け、久保田万太郎、田中澄江、菊池寛らの作品の中からテキストを選ぼうとおもっています。



槙クラスでは、初日に、槙が現在取り組んでいる演技法、稽古方法を青井さんに見て頂いて、その上で「俳優が、セリフを血の通った言葉として発するにはどうすればよいか?」ということをテーマに5日間、取り組んでいこうという事になりました。

posted by sapporo at 04:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年/青井ゼミ・レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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